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モンドリアンのメンバーによる雑記
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モンドリアンとアマルガム
 世の中、ゴールデンウィークということだが、めったやたらと忙しく、いまだ休日がとれていない。のみならず、某方面との打ち合わせの時間もとれないで心苦しい思いをしている。重なるときは重なるもので、GWがあけるとライヴが2本待っている。時が迫ってきたのでとりいそぎ告知を。

■5月7日(月)@東高円寺U.F.O. CLUB

出演(順):
殺生に絶望
ファンシーナムナム
ひひひのひ
スズキジュンゾ+道下慎介
アマルガム

 私が参加するのは最後のアマルガムで、出番は21時40分頃の予定。
 アマルガムは。下北沢のロックバー、ストーリーズの企画ライヴのために同店の客同士で結成されたビューティフル・ルーザーズの変名(?)バンド。以前にU.F.O. CLUBで演ったときは、ラ・デュッセルドルフの"Cha Cha 2000"と、フランコ・バッティアートの"Summer on a Solitary Beach"という曲を演奏したが、今回は完全即興。のみならずヴォーカルの玄徳と鍵盤奏者の星屋くんが参加を見合わせ、佐藤、榎本、信岡のトリオ編成となったので、まったく異なるものになると思われます。シンセサイザーを盛大に採り入れてやろうかと考えてます。もしかしたら、当日限定でCD-Rを販売するかもしれません。まだ録音してないけどw

■5月10日(木)@東高円寺U.F.O. CLUB

出演(順):
C
MOND'RIEN
DaKaTz
vais
STEINER

 こちらはもちろんモンドリアンで、出番は19時40分頃の予定。
 モンドリアンのライヴは実は1年以上ぶりとなる。レパートリーを忘れてしまったので、というのは嘘ですが、こちらも完全即興にしようと思ってます。現在のメンバーではたぶん初の試みですが、そもそもは即興的側面の強いバンドで、スタジオではかなりの時間を即興演奏のために費やしているので、そういういつもの気の抜けた感じが出せればいいと考えているのだけれど、本番に弱いからなあw

 ひと口に即興といっても、その幅は無限に広い。結果はどうあれ、その瞬間にしか鳴り得ない、バンドならではの音を真剣に刻むつもりで臨みます。ぜひぜひ遊びにきてくだい。

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| nobuoka | 信岡勇人 | 18:03 | comments(1) | trackbacks(0) |
LEAF HOUND来日


 キャプテン・トリップ・レコーズが、コーマスに続いて招聘を決めたのが、これまた伝説のブリティッシュ・ブルース/ハードロック・バンド、リーフ・ハウンド。またチラシなどのお手伝いをさせていただいたので本欄にも告知しておきます。
 チケットは、ローソンチケットイープラスCAPTAIN TRIP RECORDSなどでお求めになれます。
 また、次なる伝説を目の当たりにできるよう、はっきりいうと赤字にならないよう、良識あるロック・ファンは見逃すことなきよう! そういえば松谷さんには、モーリン・タッカー・バンドが観たいとリクエストしておいたんだけど、その後どうなったかなあ。

LEAF HOUND Live in Japan 2012

日時:7月27日(金)28日(土)19時開演
会場:新代田FEVER
料金:前売り5,000円/当日5,500円

当日は、アーティスト関連の物販の他、協賛の東京タワー蝋人形館によるブース出展もあるそうです。


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| nobuoka | 信岡勇人 | 19:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
GCB(ガマチョキブラザーズ)


 またもや新バンドでライブを行うので、そのお知らせ。
 バンド名はガマチョキブラザーズ、通称GCB。ぼくの兄が参加していたガマチョキネッシーという3人組がその母体。ベースとドラムは京都出身のバウンドというバンドの方たちで、そこにその昔、バウンドのマネージャーをしていたぼくの兄がギターで加わって出来たような話を聞いている。昨年、ぼくの兄が九州に帰省したのを契機に、なぜかぼくがギターを弾くようになり、1年ほどが経過した。ブルースっぽい音楽が好きで、けっこう上手く弾ける兄とちがって、ぼくのギターは大体からしてでたらめである。それでも構わないというので月イチで演奏に加わっていたら、ドラムのネッシーさんが脱退した。おそらくぼくがでたらめなせいではないかと思う。リーダーのチョッキーさんは、新たなドラマー大橋さんと、ふだんはアコーディオンを弾いて歌も唄っているというオランこと平賀康子さんをキーボードに迎え、現在の4人編成となった。ぼくはぼくのでたらめを改めることなく、何食わぬ顔をしてそこでギターを弾いている。

【アコースティックとエレクトロニクスの室内楽 その12】
日時:3月5日(月)19時開演
会場: Next Sunday(阿佐ヶ谷/南阿佐ヶ谷)
料金:1,500円(+ドリンク)
出演(順):
1)SAWADA
2)ガマチョキブラザーズ
3)吉本裕美子+カノミ+安藤裕子+池上秀夫+長沢哲
4)amamori
5)Jonas Kocher+Jacques Demierre+Cyril Bondi+d’incise

 当バンドは、2番目の出演。19時30分頃より、約30分間演奏する予定です。どのような演奏になるかは我々自身もわかりません。お時間がありましたらぜひどうぞ!

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| nobuoka | 信岡勇人 | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
COMUS来日


 先日のサイモン・フィンの来日にも度肝を抜かれたものだが、今度はなんとコーマス。1971年のファースト・アルバム"First Utterance"を再現するというのだから狂ってる。
 まだデビューする前のコーマスにデヴィッド・ボウイが心酔していたと伝えられるが、このページの記述によると、当時の音楽誌は"First Utterance"をこぞってこき下ろしたようだ。今の耳で聴いてもだいぶ狂ったアルバムなので、40年前だったらそれももっともな話だ。
 コーマスのファーストはむかしから貴重であり、BGOやGet Backから再発されていたみたいだけど、ぼくはいずれもスルーしていて、初めて聴いたのはDawnレーベルのオムニバスに収録されていた"Song To Comus"という曲だった。この曲だ。



 自前のヴォーカル・ディレイに感銘を受けて、ぼくは慌ててCDを買った。アルバム全体で聴くと、狂っている印象だけでなく、独創的でクリエイティヴな音楽を志そうとしていたことがよくわかる。複雑な曲だけど、即興的な要素も実はほとんどない。
 コーマスは2008年に突如、オリジナル・メンバーで復活を遂げ、当時のままの演奏を行って脚光を浴びることになる。時代が一巡りした所以だろうか、当時のコーマスなど知るよしもない観衆はその演奏を好意を以て受け容れた。昨年出たサイモン・フィンとのカップリングの7インチに、そのスウェーデンのフェスでの演奏(Diana)が収録されているのだが、これがかなりいい。再結成コーマスのライヴはYouTubeにもいくつか上がっていて、今回の来日を心待ちにしている人は見ないほうがいいかも知れないが、演奏もしっかりしていて、しかもかなり盛り上がっている。フルートやヴァイオリンを含む6人編成による今回の来日公演も期待できそうだ。



 チケットがちょい高めなんだが、お得なTシャツ付きチケットも出るそうなんで、ブリティッシュ・ロックの暗部の歴史を自分の目で確かめてみたい人は足を運んでみるといい。
 チラシやTシャツのデザインをお手伝いしたので宣伝でした。

■COMUS: Live in Japn 2012

日程:2012年2月4日(土)、5日(日)
会場:新代田FEVER
料金:前売り8,500円

詳細情報はCAPTAIN TRIPホームページで随時更新される予定です。



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| nobuoka | 信岡勇人 | 15:30 | comments(3) | trackbacks(0) |
シュルツェの絵
 昨年、クラウス・シュルツェのボックス"Big In Japan"の装丁をやったとき、スポンサーさんがシュルツェのイラストを入れたいとおっしゃった。で、知人の絵を描ける人に頼んだところが、ぼくのイメージと大きくちがっていたため、時間もないし自分で描いてみた。上から、シンセサイザー、ギター、鍵盤を演奏しているところ。このボックスセットは高額だったにもかかわらず、直ぐに完売してしまったので、あまり人目に触れることなく市場から消えてしまった。後に独盤と米盤が出たが、この絵は確か使われてなかったような。それなので、いまさらだけど絵だけ本欄にアーカイブしておく。






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| nobuoka | 信岡勇人 | 16:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
Simon Finn/The Distance Between Stones: Live In Japan 2011


 遅ればせながら先月、キャプテン・トリップ・レコーズより、サイモン・フィンの来日公演の模様を音と映像で収めたボックス・セット"The Distance Between Stones"が発売となっています。2枚のCDと、約40分収録のDVD、それと32ページの歌詞・対訳付きブックレットからなるセット物で、完全限定500部生産。キャプテン・トリップのWebサイトで購入したら3インチCDのオマケ付きとなります。
 このパッケージ・デザインを担当させてもらったのでご紹介します。

▼CDとDVDのスリーヴはこんな感じ。


▼ブックレットはこんな感じ。撮影はいずれも佐藤聡くんです。





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| nobuoka | 信岡勇人 | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
Beautiful Losers(嘆きの壁)
  ここ数年、とんと下北沢に行かなくなってしまったのは、住まいが遠くなってしまったからで、下北沢で飲んだら必ずタクシー帰りになるから、あらかじめ行かないのは賢明な手段だ。その前は下北沢から歩いて帰れるところに住んでいたから、その心配はなかった。その前にやはりタクシー帰りが過ぎたので、いっそのことと越したのだった。
 何故に下北ばかりで飲んでいたかと言うと、それはそこにロックバー・ストーリーズがあったからに他ならない。
 学生の時、小田急線の車窓から、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのバナナの看板を掲げた店が目に入り、いつもそこに行きたいと思っていた。同郷のMもその店が気になっていたらしく、2人で示し合わせて行ってみた。いくらヴェルヴェットの店と言え、田舎からぽっと出の学生には敷居が高く、ドアを開けるのに大いに緊張した記憶がある。
 今でも変わらないことだが、ストーリーズはCDをかけない。アナログのLPを片面ずつかけてくれる。かかるレコードは主人の気のままだが、あればリクエストにも応えてくれる。初めて行ったとき、Mはマッチング・モウルのファーストをリクエストしていたが、そのときは確か店になかったと思う。けれど、見たことのないレコードをたくさんかけてくれた。望めばジャケットを手に取らせてくれるし、質問をすると主人は愛想よく答えてくれるし、絶賛もすれば、批判もする。今より何百倍もロックに対して貪欲だったぼくは、そんなストーリーズが楽しくて堪らず、その後10年以上にわたり足繁く通い詰めることになる。その間、先述のように近くに家を越したり、しまいには店番を任されるようにもなった。
 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに端を発するオルタナティヴなロックだけでなく、主人の趣味でイギリスのフォーク(トラッド)や、アメリカのSSW系のレコードもよくかかった。ケヴィン・エアーズがよくかかるのも特長のひとつだった。要は主人の趣味なのだが、ここで初めて聴いたレコードは数知れず、気に入ったものは中古レコード店で目にしたら必ず引っこ抜くようになった。この頃のぼくのレコード・コレクションはストーリーズのコレクションと近いようなものになっていたはずだ。
 お客さんもやはりロック好きが多く、客のその日の戦利品、つまりユニオンかどこかで引っこ抜いてきたブツをツマミに飲むのも楽しみであり、オリジナル盤はどうのこうのということを教えてくれたのも、ここのお客さんであった。思えらく、現在のぼくの友達の多くはこの店を介して識ったのであった。
 そしてもうひとつ、ここの主人は自らもバンドをやっていた。初めて店を訪れてから間もなく、主人のバンドを観に行ったら、ヴェルヴェットの"SISTER RAY"を演奏していたので驚いた。当時のぼくには"SISTER RAY"のような曲を演奏していいという観念がまったくなかったため非常な感銘を受け、すぐに真似をした。先のM等とヴァニシング・クリームというバンドを結成し、"SISTER RAY"を演奏しだしたのだ。主人のバンドと対バンを始めるようになると、"SISTER RAY"はヴァニシング・クリームのレパートリーとして譲ってくれた。ぼくらは大音響でGのワンコードを奏で、弦が切れ、爪のつけねが割れて血が出るまでギターをかきむしった。

 社会に迎合しながら仕事中心の生活を営んでいると、ぼくは彼らとちょっと違うなあと思うことが時々ある。知らないうちにロックに魂を売ってしまったのかなあなんて考えてみたりもする。もしそうだとすると、いつかストーリーズで飲んでたときに、なんかの弾みで売っちゃったんだろうな。

 ここ数ヶ月、そのストーリーズにまたちょくちょく顔を出すようになったのは、下北沢のスタジオでリハーサルをしているからだ。
 ストーリーズの客が中心となり、一夜のライヴが企画された。ずーっとストーリーズには行ってなかったのに、ありがたいことに声がかかり、それも主人がぼくの名を出してくれたそうで、その縁でビューティフル・ルーザーズというバンドでギターを弾くことになった。組織したのは佐藤くん。ぼくらは、佐藤(ds)、榎本(b)、星屋(key)、信岡(g)をバックに、玄徳がハンドマイクで熱唱し、ゲストでマンドリンと女性コーラスも入り、カヴァー曲のみを演奏する予定。ストーリーズの客として長い秋山徹次や、しばらく店番をやっていたスズキジュンゾ等も出演。ストーリーズ主人のバンド、モデラート・カンタービレもこのために6年振りの活動を再開した。

日時:10月15日(土)23:00 OPEN
会場:下北沢THREE
料金:1,500円(ドリンク別)

出演(順不同):
 モデラート・カンタービレ
 秋山徹次
 ロストハウス
 高津守
 ビューティフル・ルーザーズ
 高等ユーミン
 スズキジュンゾ
 咽笛チェインソ2

 ストーリーズに行ったことがない方でももちろん大歓迎なので、ぜひどうぞ足をお運びください。深夜の長丁場ではありますが、ちょこっと飲みに行くくらいの気持ちでどうぞお気軽に。

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| nobuoka | 信岡勇人 | 12:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
新バンド
 下北沢ストーリーズの客に、ゲントクというなかなかのコワモテがいて、訳あってそのバックバンドに加わることになった。ゲントクは歌で、バックは、佐藤(ds)、榎本(b)、星屋(key)、信岡(g)の、よく見たら旧モンドリアン。そのバンドが明日、U.F.O. Clubにてライヴを行います。企画バンドなので、曲はカヴァー。ラ・デュッセルドルフとフランコ・バッティアートを演る予定です。出番は21時過ぎくらいと遅いので、ぜひ足を向けていただけますと幸いです。たのんます!

【Flashback】
■8月8日(月)@東高円寺U.F.O. CLUB
 OPEN 18:00 START 18:30 当日¥1,800
■出演(順)
GOGASHA
THE BADGE
川口雅巳ニューロックシンジケイト
佐藤賢太郎
アマルガム
スカルボ

 アマルガムってのが私たちです。


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| nobuoka | 信岡勇人 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
カヴァー100選(十五)
 長らく連載してまいりましたが、今回で最後となりました。適当に、思い出すままに挙げてきたせいで、「100選」などと謳いながら到底納得のいかぬまま最終回を迎えることとなり、やはりどうしても忘れてる曲がありそうで、もやもやするので、まずはおまけコーナー!

Jonathan Richman / The Velvet Underground (Live) (Incl. V.U. cover)
Vic Godard / Johnny Thunders (Not Thunders/Dolls cover)
Neil Innes / Protest Song (Not Bob Dylan cover)
Amon Düül / Yea Yea Yea (Zerbeatelt) (Not The Beatles cover)
James Tenney / Collage #1 (Not Elvis Presley cover)
Elastica / Connection (Not Wire cover)

 では、はじめましょう。

97) Kristine Sparkle / Eight Days A Week (The Beatles)

 クリスティン・スパークルについてはよく知らない。下北で飲んでいたら友人がやってきて、買ってきたばかりのこの人の"Image" (1974)を店でかけてもらった。A面1曲目がこの曲でぼくはひと耳惚れしてしまった。残念ながらひと目惚れするようなルックスではなかったのだ。しかし、ぼくはこのレコードがどうしても欲しくなり、無理を言って売ってもらった。なかなか見ないレコードだから、持っていてうれしい。ありがとう、山本さん。
 彼女はグラム・ロックとして語られることが少なくないようだが、ぼくが持ってるもう1枚ともども、ロックというとりかはポップスなおもむきだ。ただ、このビートルズ・カヴァーは確かにグラムっぽい。というか、イントロはほとんどゲイリー・グリッターである。

98) Alejandro Escovedo / Diana (Alexander Spence)

 アレキサンダー・スキップ・スペンス(Moby Grape)のトリビュート盤"More Oar" (1999)なるものがあって、スペンスが99年に肺がんで亡くなっているから、没後、あるいは病気が発覚して企画が進んだのだろう。あの危ういサイケっぽさはオリジナルには及ばないものの、収録アーティストの多くがなかなか深い歌声と演奏を披露していて、総じてわるくないアルバムだ。また、最後にシークレット・トラックとして、スキップ・スペンス本人の最後の録音とされるLand Of The Sunが収録されている点も見逃せない。なんでもこの曲は『Xファイル』のサントラ用に書かれたもののボツになったということだ。
 この中から1曲、アレハンドロ・エスコヴェドという人を選んでみた。ぜんぜん知らなんだが、テキサス出身のSSWだそうで、ソロもたくさんある。昨年出たアルバムには、ブルース・スプリングスティーンやイアン・ハンターも参加しているそう。スペンスのオリジナルは、こんなだ。
 ところでこのトリビュート盤の1曲目を飾るのは、なんとロバート・プラント。ツェッペリンにおけるプラントのヴォーカルは、ザ・フーのロジャー・ダルトリーに同じく、時として苦手なんだが、そんなこともあってプラントのソロは1枚も聴いたことがなく、枯れた味わいのヴォーカルに少しく驚いた。スペンスのオリジナルはと言えば、遠い境地のようだ。
 ちなみにぼくは、"Oar"の中ではWar In Peaceがいっとう好きなんだけど、マッドハニーのカヴァーは駄目過ぎた。

99) Nic Jones / Farewell To The Gold (Paul Mesters)

 ブリティッシュ・フォーク/トラッドの歌い手は、実に声質に惚れぼれする人が多い。中でもぼくはニック・ジョーンズの声にしびれてしまう。
 ニック・ジョーンズのいちばん好きな曲、Farewell To The Goldが実は他人の曲だと知ったのは、このシリーズを書き始めていろいろ調べた所以の偶然だった。ニュージーランドのフォーク歌手、Paul Metsersという人が1968年頃書いた曲ということだった。当初の録音物があるかどうかはよくわからなかったのだけど、ニック・ジョーンズのヴァージョンが収録されている"Penguin Eggs"が1980年。その翌年にはニック・ジョーンズもコーラスで参加した当人のヴァージョンがリリースされている。カヴァーにはちがいないので挙げさせてもらった。
 肝心の当人のヴァージョンが見当たらなかったのだが、YouTubeには、いろんな人のヴァージョンが上がっていたので少し貼っておく。玄人はだしも含むけど、そのへんは問題ではない。

Phil Garland / Farewell To The Gold
Nancy Kerr and James Fagan / Farewell To The Gold
Damian Barber and Tony Hall / Farewell To The Gold
The Hunters(寄り合い)/ Farewell To The Gold
Nameless(イケメン)/ Farewell To The Gold

 いかん、あと1曲になってしまった。ジェフ・ベックとか入れてる場合じゃなかったが、まあ、いいか。では、最後は大作を。

100) L'infoni / In C (Mantra) (Terry Riley) Part 2 Part 3

 数あるミニマル・ミュージックの古典曲の中でも、In C ほど繰り返し録音された曲もないいのではなかろうか。ぼくでも10種類くらいの異なる演奏を持っているくらいだ。その中でももっとも意表をついたのが、1970年録音のアンフォニのヴァージョンだろう。
 アンフォニというのはよく知らなかったのだが、1964年から74年にかけて活動したハプニング・アート系の集団であるらしい。ギター、ベース、ドラムに加え、うねうねしたシンセサイザーのような音も聞こえてきて、完全にサイケである。アナログもあるようだが、ライリーのアーカイヴ・シリーズのうち"Reed Streams"というCDで聴くことができる。
 In C をロック的に解釈したものとしては、 The Styrenes や、Acid Mothers Templeがある。前者のスタイリーンズは、1975年にオハイオ州クリーヴランドで結成。土地柄もあるのかペレ・ウブと関係の深いバンドであるようで、アントン・フィアがドラムだった時代もあるそう。初期は割とふつうに歌モノのロックをやっているのだが、なぜか2000年になってIn C を録音している。

 というわけで、長きにわたりご静聴ありがとうございました。またなにか思い出したら断片的に挙げていこうと思います。

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| nobuoka | 信岡勇人 | 23:28 | comments(2) | trackbacks(0) |
カヴァー100選(十四)
93) Cathy Claret / Le Lundi Au Soleil (Claude Françoise)

 キャシー・クラレという人はまったく知らなんだが、裏ジャケにパスカル・コムラードがいたので、ブックオフにて捕獲した。ところがこれが、ロリな名盤であった。ボサノヴァっぽいのは時としてうざいときがあるが、これはSaravahのレコードがもっているような、ざらっと感というか、ぎこちなさというか、不安定さがあって、歌声もシャルロット・ゲンズブールのファーストにあったような初々しさが魅力である。とはいえ、このファーストの時点で彼女、26歳だったというから、少しは作為的なものもあるんだろうか。どのみち、ぼくはかわいければ問題ない。この曲とか、とてもいい(カヴァーではありません)。
 オリジナルは、クロード・フランソワという人のヒット曲。他人の曲ばかり歌ってたみたいだが、これは書き下ろし。おっさんなので食えないが、看過できないものがある。

94) The Dictators / Slow Death (Flamin' Groovies)

 オリジナルNYパンクとして、もっと注目されてもいいバンドなんだけど、ぼく自身、サードにしてラスト・アルバム"Bloodbrothers" (1978)しか持ってないので大きなことは言えない。そのサードにフレイミン・グルーヴィーズのカヴァーがある。なにしろイントロのリフがかっこいい。

 ディクテイターズは、セカンドでイギー&ザ・ストゥージーズのこの曲を演っている(映像はライヴ)。

The Dictators / Search And Destroy (Iggy And The Stooges)


 フレイミン・グルーヴィーズにもカヴァーが多いが、絵が動くやつがあったのでひとつだけ挙げておこう。個人的には、5D (The Byrds)が好きなんだけど、音がなかった。

Flamin' Groovies /Roll Over Beethoven (Chuck Berry)


95) The Cramps / Surfin' Bird (The Trashmen)

 昨年イギリスでFacebookのキャンペーン・ソングになったとかで再ヒットしたこの曲は、トラッシュメンの1963年のヒット曲。ラモーンズのヴァージョンもあるけれど、ずば抜けて猥雑なこれには勝てない。
 Surfin' Birdの元となったのはリヴィングトンズによるドゥー・ワップ・ナンバー Papa-Oom-Mow-Mowという曲。こちらはビーチ・ボーイズのカヴァーで知られるが、ディヴィアンツもセカンドで演っていた。

96) Nitty Gritty Dirt Band / Mr. Bojungle (Jerry Jeff Walker)

 むかしちょっとだけ兄といっしょに住んでいた時代がある。兄はカントリー好きだったので、ニッティ・グリッティ・ダート・バンドを聴きながら夜な夜な酒を飲んでいた。ニッティ・グリッティはこの曲と、むかしのフォーク・ソング、Will The Circle Be Unbrokenが好きだった。後者はペンタングルのヴァージョンもきらいじゃない。こんなものもあった。
 ボ−ジャングルのオリジナルは、ジェリー・ジェフ・ウォーカーで、こっちは下北沢の飲み屋で聴きながら、夜な夜な酒を飲んだ。


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| nobuoka | 信岡勇人 | 00:46 | comments(0) | trackbacks(2) |
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