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モンドリアンのメンバーによる雑記
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カヴァー100選(二)
  カヴァーというと、有名曲に斬新な解釈を与えることで聴衆の度肝を抜こうとする行為と捉える向きもある。トッド・ラングレンの名曲 I Saw The Lightを割とそのままにカヴァーしてる人がけっこういたかと思う。あと、曲は誰でも知ってるんだから、とりあえず四つ打ちのビートでものっけてダンス仕様にしとけ、みたいなの。そういう安易なのよりかは、めちゃめちゃな一発芸みたいなほうが好感が持てようというものだ。例えば、こういうの。

07)Devo / (I Can't Get No) Satisfaction (The Rolling Stones)

 同曲ではこれも有名。The Residents/Satisfaction。いずれも「ブチコワセ」という強い意志を感じる。
 この手のもので他にパッと思い出すのは、Flying Lizards / Summertime Blues (Eddie Cochran)ザ・フーブルー・チアーの暑苦しいカヴァーが有名だからこそ、このすかした感じが生きてくる。
 あとは、Ritual TensionというバンドのHotel California (The Eagles)というのも狂ってたなあ。もう売っちゃったけど。

 そんな感じで、原曲とイメージがかけ離れたもので気に入ってるやつをいくつか挙げてみます。

08)John Cale / Heartbreak Hotel (Elvis Presley)


 アルバムの音源がなかった代わりに、ギタリストが、オリー・ハルソール、アンディ・サマーズという珍しい映像があった。ただ、演奏の奇態さはスタジオ・ヴァージョンのほうが数段上に思われる。

09)Walter Steding / Hound Dog (Elvis Presley)

 エルヴィスつながりでこれを思い出した。ウォルター・ステディングはNYパンク・シーンにいたヴァイオリニストで、ソロ・アルバムも何枚かある。ロバート・フリップが好き放題に弾いていて面白い。

10)Yes / America (Simon & Garfunkel)


 イエスがどういう経緯でサイモン&ガーファンクルを取り上げたのか知らないが、敢えてイエス(=プログレ)とかけ離れた曲を選び、イエス流に料理するという意味合いもあったんじゃないかと思う。自分たちの音楽の独自性に自信があればこそのカヴァー、というのは今日挙げる曲すべてに通底していることだ。

11)Camper Van Chadbourne / I Talk To The Wind (Giles, Giles & Fripp/King Crimson)

 ショッカビリーなどをやっていた変態カントリー・サイケ・ギタリスト/バンジョイストのユージン・チャドボーンと、当時米カレッジチャートで人気が高かったキャンパー・ヴァン・ベートーヴェンの合体ユニットによる、脱力カヴァー。同アルバムにはZappa Medley (The Mothers Of Invention)というのも収録されている。
 ユージン・チャドボーンについては、以前に書いた記事を参照されたし。チャドボーンが客演したCamper Van Beethoven/Intersteller Overdrive (Pink Floyd)もけっこう気に入ってる。

12)Aztec Camera / Jump (Van Halen)

 このカヴァーはいろんな意味で皮肉が効いていると思うが、その感じ方は人それぞれであろう。MTVで「馬鹿が」という目でヴァン・ヘイレンを見ていたまだ若かったぼくにとって、この曲は痛快そのものだった。7インチではなく、12インチの「Loaded Version」でなくてはならない。

13)Sonic Youth / Computer Age (Neil Young)

 ソニック・ユースには名カヴァーが多い。中でもぼくの血が湧き肉が躍るのがこれかな。原曲はニール・ヤングがヴォコーダーとか使いだして妙ちくりんなことになっているアルバム"Trans"所収。イントロとアウトロのギター・フレーズは少年ナイフのカヴァー"Burning Farm"にも使われていた。
 ソニック・ユースのカヴァーでもっとも知られているのは、Superstar (Carpenters)だと思うが、個人的には、Personality Crisis (New York Dolls)の口笛がギターになっているところが白眉。ゲフィンに移籍する前後に、フォールのカヴァー・シングルを出したのだが、そこにVictoria (The Kinks)を紛れ込ましてある。フォールがカヴァーしてヒットさせた所以で、メジャー化していくフォールに「阿呆」で応えたのかも分からない。
 キム・ゴードン関係では、Free Kitten/Oh Bondage Up Yours! (X-Ray Spex)Free Kitten/Teenie Weenie Boppie (France Gall)も痛快だった。

14) Andy Mackay / Ride Of The Valkyries (Wagner)

 ワーグナーの「ワルキューレの騎行」をロキシー・ミュージックのアンディ・マッケイがカヴァー。『地獄の黙示録』のアレと言われないことには、それと気付かない人も多いだろう、大胆な編曲。ポール・トンプソンのドラムがいい。
| nobuoka | 信岡勇人 | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
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