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モンドリアンのメンバーによる雑記
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カヴァー100選(六)
41) Fairport Convention / Chelsea Morning (Joni Mitchell)

 ジュディ・ダイブル、イアン・マシューズという2人のリード・ヴォーカリストを擁したフェアポート・コンヴェンションのファースト"Fairport Convention" (1968)から。時代がかったサイケ感覚、特にサビ部分のエフェクトがたまりません。
 フェアポートは、ファーストで2曲、セカンドでも1曲、ジョニ・ミッチェルをカヴァーしているが、ボブ・ディランはサードまでで5曲も演っている。ディランではやはり、サンディ・デニーの名唄が聴けるPercy's Songだろうか。初期のBBC音源を集めた編集版"Heyday"もカヴァーの宝庫で、ここではレナード・コーエンの2曲(SuzanneBird On The Wire)が気に入っている。

42) Albion Country Band / The New St. George (Richard Thompson)

 アシュリー・ハッチングス以下、マーティン・カーシー、サイモン・ニコル、ジョン・カークパトリック、スー・ハリスらによるアリビオン・カントリー・バンドが、1973年に録音し、IslandのHELP規格で76年にリリースされたアルバム"Battle Of The Field"より。
 聴けるものが見つからなかったので、リチャード・トンプソンのファーストに収められていたオリジナルを。アルビオン・バンド版は、La Rottaというトラディショナルのインストとメドレーになっている。

43) Steve Ashley / Fire And Wine (Anne Briggs)

 全曲ではないけれど、スティーヴ・アシュリーがアルビオン・バンドをバックに従えて録音したファースト"Stroll On" (1974)は、アン・ブリッグスのセカンド"The Time Has Come" (1971)に収録されていた上記の曲を冒頭に配している。ギター弾き語りのオリジナルを見事にリフ・ロック化した、原曲を知っていたらちょっと笑えるヴァージョンだ。
 バート・ヤンシュとジョン・レンボーンも、アン・ブリッグスのThe Time Has Comeを演っていた。

44) Bridget St. John / Love Minus Zero/No Limit (Bob Dylan)

 ブリジット・セント・ジョンのサード"Thank You For...." (1972)より、元来が名曲であるが、こともなげに自分のものにしている名カヴァー。前回の来日公演は結局行かなかったのでわからないのだけど、彼女はライヴのオープニングに、ディランのJust Like A Womanをもってくることが多いようだ。

45)Shusha / This Is The Day (Captain Beefheart And The Magic Band)

 ペルシャ生まれの女性シンガー、シューシャの4枚目"This Is The Day" (1974)の1曲目は、なんとキャプテン・ビーフハートのカヴァー。オリジナルが収録された"Unconditionally Guaranteed" (1974)はあまり評判のかんばしくないアルバムではあるけれど、こうやって聴くと、毒がなんだという前にいい曲だよね。
 シューシャはこのアルバムで、ディランのKnocking On Heaven's Doorも演っている。プロデュースは元ヘロンのG. T. ムーアで、彼はヘロンの後にG. T. Moore And The Reggae Guitarsという、すべて白人によるレゲエ・バンドを結成し、同曲のカヴァーをリリースしている。レゲエはまったく聴かないぼくだけど、これは好きだった。

 唐突に流れが変わるけど、ここでもう1曲、ビーフハートのカヴァー。

46) XTC / Ella Guru (Captain Beefheart & His Magic Band)

 イギリスのImaginaryレコードは80年代末から90年代初頭にかけて、シド・バレット、キャプテン・ビーフハート、キンクス、バーズ、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ボブ・ディランといったアーティストのカヴァー集を量産した。当然、つまらないカヴァー・ソングも多いわけだが、ビーフハートのはなかなかおもしろかったように記憶する。
 中でも特筆に値するであろうカヴァーが、XTCのElla Guru。"Trout Mask Reprica"のあのガチャガチャした演奏は、実は即興要素はなく、拷問のような練習の果ての一発録りであることはよく知られている。それを敢えて、というか、だからこそ「完コピ」の手法を選んだXTCは、やはりタダモノではない、というか、性格がわるい気がする。
 オリジナルをご存じない方は聴き比べてみてはどうでしょう。

Captain Beefheart & His Magic Band / Ella Guru

 Imaginaryのオムニバスから、もう1曲。

47) Cardiacs / Susanna's Still Alive (Dave Davies/The Kinks)


 カーディアクスは、ここ日本ではほとんど知られていない存在だが、プログレッシヴでポップでパンク。複雑な曲構成とエクセントリックなふるまい。ほんと、愛すべきバンドなのである。リーダーのティム・スミスが2008年に心臓発作で倒れ、現在は音楽から遠ざかっているようで、残念なことこの上ない。これはカーディアクスの1988年の作品。自分たちのレーベル、Alphabetからシングル盤もリリースしている。
 前にも紹介したことがあるんだけど、上のPVを見て気になった方は、ぜひこちらも見てみていただきたい。カヴァーではないけど、マジオススメです。

Cardiacs / Tarred And Feathered
Cardiacs / R.E.S.
Cardiacs / To Go Off And Things
Cardiacs / Baby Heart Dirt
Cardiacs / There's Too Many Irons In The Fire
Cardiacs / Is This Life?

 上に羅列した動画の頃が、個人的には黄金期。キーボードのウィリアム・D・ドレイク、サックスのサラ・スミスがいい味をかもしている。彼らが抜けた後、ジョン・プールとう人がギタリストとして加わるのだが、彼はカーディアクス在籍時に、一人でいろんな楽器を多重録音しまくったマザーズ・オブ・インヴェンションのカヴァー・アルバム"Mothers Covers"(後に"What's Ugliest Part Of Your Body?" と改題)を制作した。彼はその後、シルヴァー・ジンジャー5にベーシストとして参加、ティム・スミスのプロデュースでアルバムをリリースしている。

48) Mick Farren / Trouble Coming Every Day (The Mothers Of Invention)

 ザッパとマザーズはあんまし熱心に聴いてないのだが、このカヴァーには心酔した。有名なカヴァーかと思っていたんだけど、音源は見当たらず。ミック・ファーレンのセカンド"Vampires Stole My Lunch Money" (1978)は、アルバム全編を通し、ソーニャ・クリスティーナ(Curved Air)、プリテンダーズ結成以前のクリッシー・ハインドによるコーラスが花を添えている点でポイントが高い。
 ちなみに、ミック・ファーレンのファースト"Mona -The Carnivorous Circus" (1970)は、ボ・ディドリーのMonaを軸にしたアルバム。トゥインク(Pink Faries)とスティーヴ・トゥック(Tyrannosaurus Rex)がパーカッション、ポール・バックマスターがチェロ、ジョン・グスタフソン(Quatermass)がベースで参加している。

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| nobuoka | 信岡勇人 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
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