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モンドリアンのメンバーによる雑記
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カヴァー100選(十一)
 ジョン・ケイルとニコは前にも1曲ずつ挙げたけど、もう1曲ずつ。

76) John Cale / Hallelujah (Leonard Cohen)

 最初は"I'm Your Fan(邦題:僕たちレナード・コーエンの大ファンです)" (1991)に収録された曲で、ぼくはそれをもっていなくって、後に『バスキア』のサントラを入手して聴くことができた。けれど、ライヴ"Fragments Of Rainy Season(邦題:追憶の雨の日々)" (1992)のヴァージョンのほうが好きかな。来日時、ケイルはライヴの最後にこの曲を選び、演奏が終わって静かにピアノのふたを閉じたのにえらいシビレたことを昨日のことのように思い出す。
 この曲はジェフ・バックレーも演っていて、実は初めて聴いたんだけど、これもすごくいい。
 御大のオリジナルも、もちろんわるくないんだが、この映像に関しては後ろの人がちらと顔をのぞけるのはいかがなものか(笑)

77)  Nico / I'm Not Sayin' (Gordon Lightfoot)


 ニコのこのデビュー・シングル(1965)は、ゴードン・ライトフットが書いた曲で、自身も65年にシングルをリリースしている。どちらが先かわからないのだが、カヴァー扱いにしておいた。Immediateからリリースされたこのシングルのプロデューサーは、ジミー・ペイジ。ペイジが書き下ろしたB面曲The Last Mileもなかなかの佳曲だ。
 上の映像は、DVDにもなっている"Nico Icon"というドキュメンタリー・フィルムで観ることができる。同作には若き日のイギー・ポップが拝めるEvening Of Lightも収録されていて、必見。

 もうひとつ、ジョン・ケイルによるカヴァー作品を思い出した。それは、チャック・ベリーのMemphis Tennessee。77年の12インチ・シングル"Animal Justice"に収録されていた。ミュート・レコードを興したダニエル・ミラーのひとりバンド、シリコン・ティーンズも同曲を演っていて、こっちのほうが有名だろう。

78) Tracey Thorn / Goodbye Joe (The Monochrome Set)

 トレイシー・ソーンのデビュー・アルバム"A Distant Shore" (1982)からシングルカットされたPlain SailingのB面には、モノクローム・セットのファースト収録曲のカヴァーが収められた。トレイシーのファーストには、Femme Fatal (The Velvet Underground)のカヴァーもあって、これもわるくない。マリン・ガールズからここらへんまでは好きだけど、エヴリシング・バット・ザ・ガールはぼくにはオシャレ過ぎるというか、もうひとつピンとこなかった。あと顔もまあ、もうひとつだな。

79) The Hat Shoes / Sugar Sugar (The Archies)

 ハット・シューズは、チャールズ・ヘイワードが主体となったプロジェクトかと思っていたら、どうやらアクサク・マブールやワークに参加していたシンガー、カトリーヌ・ジョニオと、ワークのビル・ギロニスが主体となったグループのようだ。ファースト・アルバム"Differently Desperate" (1992)には、ヘイワードの他に、カトリーヌの旦那、トム・コラや、ティム・ホジキンソン(Henry Cow/The Work)、デヴィッド・トーマス(Pere Ubu)らが名を連ねている。未聴だが2002年にセカンドもリリースしているらしい。
 で、カヴァーの元曲はというと、アーチーズというバンド。知らんなあと思って調べたら、アメリカのTVアニメ"The Archie Show"の主人公だった。しかしモンキーズよろしく、1969年にはビルボードで1位となるヒット曲も出していて、それがこのSugar Sugar。これをチャールズ・ヘイワードが非常に恐ろしく歌っていて、元がマンガの歌と知ってからなお好きになった。
 ちなみに、このアニメの日本語版の吹き替え陣、すなわちバンドメンバーは、藤村俊二、うつみ宮土理、山本リンダ、鈴木ヤスシ、高松しげお、三遊亭圓歌だったそうだ。

 ちょっと脱線。チャールズ・ヘイワードは、クワイエット・サン、ディス・ヒート、キャンバーウェル・ナウというバンドを渡り歩いているけれど、前二者に比べて、キャンバーウェル・ナウの評価が不当に低いような気がしてならない。めちゃめちゃかっこいいので、聴いたことがない人はぜひ試聴を。

Camberwell Now / Working Nights(カヴァーではありません)
Camberwell Now / Sitcom(カヴァーではありません)

80) Shaun Cassidy / So Sad About Us (The Who)

 TV番組からナンバー1ヒットが生まれたものでは、"The Partridge Family"も有名。あんまり見た記憶がないのだが、未亡人となった母を経済的に支えようと5人の子どもたちがバンドを結成。母が運転するバスでツアーをしながら、ああして、こうしてという筋だったらしい。パートリッジ・ファミリーも、長男役のデヴィッド・キャシディもアイドルとして人気を博し、多くのヒットを飛ばしている。
 そのデヴィッド・キャシディの弟、ショーン・キャシディは、トッド・ラングレンがプロデュースし、ユートピアがバックをつけた1980年のアルバム"WASP"で興味深いカヴァーをいくつか披露している。上に挙げたザ・フーの他に、デヴィッド・ボウイのRebel Rebel、イアン・ハンターのOnce Bitten Twice Shy、トーキング・ヘッズのThe Book I Readなどが取り上げられ、よくもわるくもトッドの独壇場となっている。

81) Carpenters / Calling Occupants Of interplanetary Craft (Klaatu)

 カーペンターズという人たちに微塵の思い入れもないんだけど、ブックオフにて50円だったか100円だったかで拾ったベスト盤に、クラトゥのカヴァーが入っていたのは少し意外だった。落ち目になってきた1977年に出たシングルは、チャートアクションももうひとつ振るわなかったようである。
 クラトゥというバンドは、デビューした当初はビートルズの覆面バンドと噂されたということをよく耳にする。それでぼくもファーストを買ってみたが、つまんねえやとすぐ売った。今回、そのファーストの1曲目に収録されていて、実は彼らの代表曲だというオリジナルを聴き直してみたら、ん、けっこういいんでねえのと相成った。
 ぼくは大袈裟なサウンド・プロダクションは大体好きなのである。

 また脱線してみよう。かねてよりぼくが大袈裟の極致ではないかと考えているのがこの曲。彼の代表曲のひとつ「悲しみのセバスチャン」もかなり大袈裟度が高いが、こちらはもっとじんわりとのぼりつめていく感じに恍惚とする。

Cockney Rebel / Death Trip(カヴァーではありません)

 この手の大袈裟な感じにぼくはイチコロなので、なんかいいのがあったら是非お勧めしてください。


JUGEMテーマ:音楽

| nobuoka | 信岡勇人 | 13:01 | comments(0) | trackbacks(1) |
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