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モンドリアンのメンバーによる雑記
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カヴァー100選(十五)
 長らく連載してまいりましたが、今回で最後となりました。適当に、思い出すままに挙げてきたせいで、「100選」などと謳いながら到底納得のいかぬまま最終回を迎えることとなり、やはりどうしても忘れてる曲がありそうで、もやもやするので、まずはおまけコーナー!

Jonathan Richman / The Velvet Underground (Live) (Incl. V.U. cover)
Vic Godard / Johnny Thunders (Not Thunders/Dolls cover)
Neil Innes / Protest Song (Not Bob Dylan cover)
Amon Düül / Yea Yea Yea (Zerbeatelt) (Not The Beatles cover)
James Tenney / Collage #1 (Not Elvis Presley cover)
Elastica / Connection (Not Wire cover)

 では、はじめましょう。

97) Kristine Sparkle / Eight Days A Week (The Beatles)

 クリスティン・スパークルについてはよく知らない。下北で飲んでいたら友人がやってきて、買ってきたばかりのこの人の"Image" (1974)を店でかけてもらった。A面1曲目がこの曲でぼくはひと耳惚れしてしまった。残念ながらひと目惚れするようなルックスではなかったのだ。しかし、ぼくはこのレコードがどうしても欲しくなり、無理を言って売ってもらった。なかなか見ないレコードだから、持っていてうれしい。ありがとう、山本さん。
 彼女はグラム・ロックとして語られることが少なくないようだが、ぼくが持ってるもう1枚ともども、ロックというとりかはポップスなおもむきだ。ただ、このビートルズ・カヴァーは確かにグラムっぽい。というか、イントロはほとんどゲイリー・グリッターである。

98) Alejandro Escovedo / Diana (Alexander Spence)

 アレキサンダー・スキップ・スペンス(Moby Grape)のトリビュート盤"More Oar" (1999)なるものがあって、スペンスが99年に肺がんで亡くなっているから、没後、あるいは病気が発覚して企画が進んだのだろう。あの危ういサイケっぽさはオリジナルには及ばないものの、収録アーティストの多くがなかなか深い歌声と演奏を披露していて、総じてわるくないアルバムだ。また、最後にシークレット・トラックとして、スキップ・スペンス本人の最後の録音とされるLand Of The Sunが収録されている点も見逃せない。なんでもこの曲は『Xファイル』のサントラ用に書かれたもののボツになったということだ。
 この中から1曲、アレハンドロ・エスコヴェドという人を選んでみた。ぜんぜん知らなんだが、テキサス出身のSSWだそうで、ソロもたくさんある。昨年出たアルバムには、ブルース・スプリングスティーンやイアン・ハンターも参加しているそう。スペンスのオリジナルは、こんなだ。
 ところでこのトリビュート盤の1曲目を飾るのは、なんとロバート・プラント。ツェッペリンにおけるプラントのヴォーカルは、ザ・フーのロジャー・ダルトリーに同じく、時として苦手なんだが、そんなこともあってプラントのソロは1枚も聴いたことがなく、枯れた味わいのヴォーカルに少しく驚いた。スペンスのオリジナルはと言えば、遠い境地のようだ。
 ちなみにぼくは、"Oar"の中ではWar In Peaceがいっとう好きなんだけど、マッドハニーのカヴァーは駄目過ぎた。

99) Nic Jones / Farewell To The Gold (Paul Mesters)

 ブリティッシュ・フォーク/トラッドの歌い手は、実に声質に惚れぼれする人が多い。中でもぼくはニック・ジョーンズの声にしびれてしまう。
 ニック・ジョーンズのいちばん好きな曲、Farewell To The Goldが実は他人の曲だと知ったのは、このシリーズを書き始めていろいろ調べた所以の偶然だった。ニュージーランドのフォーク歌手、Paul Metsersという人が1968年頃書いた曲ということだった。当初の録音物があるかどうかはよくわからなかったのだけど、ニック・ジョーンズのヴァージョンが収録されている"Penguin Eggs"が1980年。その翌年にはニック・ジョーンズもコーラスで参加した当人のヴァージョンがリリースされている。カヴァーにはちがいないので挙げさせてもらった。
 肝心の当人のヴァージョンが見当たらなかったのだが、YouTubeには、いろんな人のヴァージョンが上がっていたので少し貼っておく。玄人はだしも含むけど、そのへんは問題ではない。

Phil Garland / Farewell To The Gold
Nancy Kerr and James Fagan / Farewell To The Gold
Damian Barber and Tony Hall / Farewell To The Gold
The Hunters(寄り合い)/ Farewell To The Gold
Nameless(イケメン)/ Farewell To The Gold

 いかん、あと1曲になってしまった。ジェフ・ベックとか入れてる場合じゃなかったが、まあ、いいか。では、最後は大作を。

100) L'infoni / In C (Mantra) (Terry Riley) Part 2 Part 3

 数あるミニマル・ミュージックの古典曲の中でも、In C ほど繰り返し録音された曲もないいのではなかろうか。ぼくでも10種類くらいの異なる演奏を持っているくらいだ。その中でももっとも意表をついたのが、1970年録音のアンフォニのヴァージョンだろう。
 アンフォニというのはよく知らなかったのだが、1964年から74年にかけて活動したハプニング・アート系の集団であるらしい。ギター、ベース、ドラムに加え、うねうねしたシンセサイザーのような音も聞こえてきて、完全にサイケである。アナログもあるようだが、ライリーのアーカイヴ・シリーズのうち"Reed Streams"というCDで聴くことができる。
 In C をロック的に解釈したものとしては、 The Styrenes や、Acid Mothers Templeがある。前者のスタイリーンズは、1975年にオハイオ州クリーヴランドで結成。土地柄もあるのかペレ・ウブと関係の深いバンドであるようで、アントン・フィアがドラムだった時代もあるそう。初期は割とふつうに歌モノのロックをやっているのだが、なぜか2000年になってIn C を録音している。

 というわけで、長きにわたりご静聴ありがとうございました。またなにか思い出したら断片的に挙げていこうと思います。

JUGEMテーマ:音楽
 
| nobuoka | 信岡勇人 | 23:28 | comments(2) | trackbacks(0) |
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THE STYRENESは1998年のアルバム「We care,so you don't have to」(scat 63)で「Venus in Furs」(Reed)をカヴァーしていますよ。
カヴァー100選お疲れ様でした。
| 山本 正 | 2011/08/11 9:36 AM |

おっと、山本サン!今ごろ気付きました。ごめんなさい。
さすがスタイリーンズ、おさえてるんですね。こんど聴かせてください。

10/22は、下北集合ですよ!
| ノブオカ | 2011/09/14 1:13 AM |










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