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変態万歳! その1
ミケランジェロの未知の彫刻が現れた。今年公開された『磔刑のキリスト』は、本国イタリアの研究者を驚かす。真に迫る肉体の造形に、天才の無名時代を知る手がかりが刻まれていた

特にミケランジェロに興味は無かったが、妻が勤め先から持ち帰った10月17日付けの日本経済新聞、2面にわたるこの記事の後半冒頭「ミケランジェロは死体の皮をはいでいた…」の書き出しに惹かれてしまった。
なんでもこの作品、十字架に磔られたキリスト象は同時代の彫刻家の作品にはよくあるものだが、郡をぬいて死体としてのディテールに長けているのだそうだ。中でも
(1)磔られている故の大胸筋の引きつり具合
(2)腐敗した内蔵が下がった事を示す腹部下方の膨らみ
の2点が他の彫刻家の作品にはみられない死体っぷりらしく、特に(2)においては、死後24時間以内の青年のモデルを解剖したであろうことが推測されるんだそうだ。当記事にある他の作家ジュリアーノ・ダ・サンガッロとバッチョ・ダ・モンテルーポの『磔刑のキリスト』の写真を見てみると、いわれてみれば確かに磔っぽさや死体っぽさは無く、妙に逞しくて不自然な感じがする。(それが“神々しい”のだと言われれば仕方が無いが)
既に複数の伝記にミケランジェロが若い頃から解剖に熱中していたことが記されているそうで、美術史に詳しい方ならご存じのことだったかも知れないし、昨今のその手の映画はこの辺を踏襲してたのかとも思うが、僕は全然知らなかったのでちょっと感服した。レオナルド・ダ・ビンチも解剖が好きで、こちらは人体そのものへの興味だったそうだが、ミケランジェロはあくまで創作目的の解剖なんだそうだ。僕はリアリズム至上主義者では無いが「リアルにするなら徹底的にやって欲しい」と思う方なので、当時の御法度を破ってまでの情熱は見上げたもんだ。

記事の後半、伝記から
あまりに長い年月、解剖を続けたのでついには胃をすっかりいためてしまい、食べても飲んでも腹が受けつけなくなった」と付け加えられていたが、当初は作品の為に始めたことが、途中から解剖そのものが病み付きになったんじゃないかとも思ったりする。
| nobuoka | 森 一久 | 23:41 | comments(0) | - |
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